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Alice Powell、 Graduate Cupに勝利し好位置を確保

2011/08/12






アリス・パウウェル は、今週末スネッタトン・サーキット で行われたフォーミュラールノーUK第12戦でGraduate Cupで勝利し、2つのレースをそれぞれ7位と4位で終えた。 新しいスネッタトン・サーキットでフォーミュラールノーUKが行われたのはこれが初めてだった。

予選1では、アリスは苦戦していた。何度かコースから外れ、タイムシートで9位に終わった。 しかし予選2では、4位に順位を上げるラップを記録し、次のように語った。
「予選1では何が起こったのかわからなかったけれど、とにかく苦戦しました。 とてもがっかりしたけれど、予選2は最高で表彰台を狙える位置につくことができました!」

レース1では、アリスはまずまずなスタートを切ったが、前を行くライバルに追いつける位置ではなかった。 その後、レースはトップを追いかける状態が続き、上位がミスをするまでアリスは順位を上げることができなかった。
最後は、6位と10分の数秒差まで差を縮めてゴールした。

レース2では、アリスは4位につけていた。好スタートを切り、3位につけていたTio Ellinasに狙いを定めた。 しかし、Agostini ヘアピンで、アリスは後ろからDaniel Cammishに追突され、後部のバッテリープラグにダメージを受けた。
幸いアリスはレースを続けることができ、大きな遅れとはならなかった。 最初のラップでJack Hawksworthが防護柵に激しく衝突し、セーフティ・カーがコースに入った。

ラップ3以降セーフティ・カーの後ろでレースは続いたが、最初のコーナーのオーバーステアでパウウェルは前の車に大きく遅れ後続の車の追い上げを阻止しなければならなくなった。しかし彼女は順位を落とすことなく前の車を追い続けた。

6ラップを残して、Hamilton コーナーを出たところで車はほんの一瞬の間パワーを失うと、アリスとCammishの差がかなり縮まり、最終コーナーを過ぎた頃には、彼女のすぐ後ろには3台もの車が連なっていた。
Cammish にぶつかられたことを思い出し、彼女は再び少し長めにカットアウトし、Oliver Rowlandに横につけさせた。
しかし Rowlandがアリスから離れていると思い内側に寄せてきたため、アリスの前輪のタイヤにかすり、彼の車が大きくそれてしまったため、アリスは再び順位を元に戻した。

それからアリスは再び懸命に走り4ラップの間に後続との差を少し広げManor squad を4位でゴールし、Graduate Cup の勝利を手にした。
この週末について、アリスは次のようにコメントしている:
「私にとっては、また複雑な週末でした。まだ学ぶことも多いけれど、いくつか良かった点もあり、Graduate Cupの優勝は嬉しいです!
レース1は大したことはなかったけれど、レース2では集中していました。特にカットアウトの時には!
もし最初の後ろからの接触による問題がなければDan (Cammish)との差をもっと広げることはできたでしょうし、2位3位の車に追いつくチャンスもあったと思います。
ずっと懸命に作業し素晴らしい仕事をしてくださったManorの皆さんの助けに感謝します。2週間後のシルバーストーンがとても楽しみです!」

アリスのレース・エンジニアでManor の共同所有者であるSarah Shaw は次のように語った:
「今シーズンアリスは今まで運がなかったけれど、最後に良い結果が出て、Graduate Cup で優勝できて本当によかったと思います。
彼女は、最初に追突による機械のダメージの結果カットアウトし始めた時にも、かなりなプレッシャーだったと思いますが常に冷静で素晴らしいレースをしました。」

アリスの次のレースは1週間後(8月20日~21日)シルバーストーン・サーキットです。
このレースは、ルノー選手権によるワールドシリーズへのサポートになり、10万人以上の観衆が観戦に訪れるでしょう。

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